2026.08.24 | 対象: vestmcorp.com | 納品物No.1

SEO戦略提案書

01 市場 検索需要は月4,070件と小さい市場ですが、上位ページの被リンクは0本から3本であるため、単純に記事の内容(専門性・独自性)によって順位が決まると考えています。
02 課題 保有者が最も切実に抱える課題(ペイン)は売却の判断そのものですが、実際に検索されているのは名義変更などの手続きに係るキーワードです。
03 戦略 戦略としては手続きの記事で流入を得たうえで判断材料のページへ送り、査定の依頼につなげるというフローを推奨します。
現在の検索流入
0/月
順位のついたキーワードも0件
上位ページの被リンク
0-3
「太陽光発電所 売却」事業者7件
最大の検索需要
600件/月
「太陽光 名義変更」
競合に見つけた空白
4
5社の実測から抽出
01

総評

競合サイトと検索結果を実測した結果、この領域は「ドメインの強さ」で順位が決まっていないと判断しました。以下の4点が根拠です。

事業者のページの被リンクは0本から3本にとどまる

「太陽光発電所 売却」の上位10ページを調べたところ、1位のメガ発が3本、2位のタイナビ発電所が2本、10位のタイナビが0本でした。3位のnobest.jpはドメインレーティング25で被リンク0本です。範囲から外したのは8位の国税庁(被リンク25本・DR92)で、公的機関の法令解釈ページのため競合の対象に含めません。

ドメインの強さと集客力が一致していない

ネクストエナジーはドメインレーティング57で5社中最高です。しかし順位のついたキーワードは129件しかなく5社中最少でした。一方で、ドメインレーティング31のグッド・エナジーは396件です。ドメインの評価が集客に変換されていない状態が確認できます。

市場は小さく1件あたりの価値が高い

売却に直結するキーワードの検索数は主要なものを合計しても月500件程度にとどまっています。一方で「太陽光発電所 売却」のクリック単価は2,500円でした。広告主がその金額を払って獲得しようとするキーワードであり、少ない流入でも成立する構造であることがわかります。

保有者の検索は「売却」関連ではなく「手続き」関連のキーワードに現れる

測定したなかで最大の検索数は「太陽光 名義変更」の月600件でした。「太陽光発電所 売却」の月100件の6倍にあたります。ただし同じ語を買い手と相続人も検索します。上位10ページに発電所の買取業者は1件も入っておらず、名義変更を調べた保有者を査定へ送る導線はどこにもありません。

出所: Ahrefs(2026年8月19日〜21日取得)、Google検索結果(日本、2026年8月19日〜21日)
02

競合5社の実測

売却・買取の領域で上位に表示される5社を測定しました。ドメインの評価順と実際の集客順が違います。

ドメインレーティング

ネクストエナジー
57
タイナビ
45
タイナビ発電所
39
メガ発
38
グッド・エナジー
31
VESTM
0

順位のついたキーワード数

タイナビ
2,287
タイナビ発電所
832
メガ発
496
グッド・エナジー
396
ネクストエナジー
129
VESTM
0

左右の並び順が入れ替わっています。ドメインレーティング最高のネクストエナジーはキーワード数で最下位、最低のグッド・エナジーは4位です。ドメインの評価より記事の本数と質が集客量を左右することを示しています。

図表1: 競合の布置(ドメインの強さ × 集客できているキーワード数)

ネクストエナジー タイナビ タイナビ発電所 メガ発 グッド・エナジー VESTM DR57・KW129 DR45・KW2,287 DR39・KW832 DR38・KW496 DR31・KW396 DR0・KW0 順位のついたキーワード数 → ドメインレーティング →

出所: Ahrefs(2026年8月19日取得)。円の大きさは月間流入の推定値。ネクストエナジーは最も高い位置にありながら、最も左に位置します。

サイトDR被リンク参照ドメイン順位のついたKW月間流入(推定)
ネクストエナジー577,2921,7721293,273
タイナビ4534,0518132,28720,726
タイナビ発電所3912,9818188326,603
メガ発3840,9637574964,706
グッド・エナジー316134683962,895
VESTM050644100
出所: Ahrefs(2026年8月19日取得)。月間流入は同ツールの推定値。調査の範囲を住宅用メディアまで広げると、タイナビを上回るサイトが3件あります(taiyoko-kakaku.jp 36,443/eco-hatsu.com 34,763/nature-inter.com 23,305)。いずれも住宅用の屋根置き太陽光を扱うメディアで読者が異なるため、競合には含めません。

VESTMの被リンク441ドメインは資産に数えられていない状態です

VESTMドメインへのリンク本数の多い上位30ドメインを調査したところ、大半がリンク販売を目的とした自動生成サイトでした。30件のうち29件は月間検索流入が0です。発リンク先が3億から4億ドメインに及ぶサイトも7件含まれます。ドメイン名にも rankinghighseo.shopepic-syndicate-link-baron-keyword.store のようなスパムサイトの典型的な形跡があります。

増え方にも特徴があります。参照ドメインは2026年4月時点で35件でした。そこから5月160件、6月230件、7月364件、8月426件と、4か月で12倍に増えています。自然に集まるリンクの増え方ではありません。過去に被リンクの獲得を外部へ依頼した経緯があれば教えてください。無い場合は新規ドメインを無差別に拾う自動リンクネットワークによるものと判断します。

Search Consoleの「手動による対策」は2026年8月21日時点で「問題は検出されませんでした」であり、ペナルティは受けていません。ドメインレーティングが0のままである点から、Googleもこれらのリンクを評価に含めていないと判断できます。現時点でリンクの否認は不要ですが、今後の被リンク評価ではこの441本を計算から除外する必要があります。

検索需要の実測値

狙う候補として20キーワードを測定し、15件で実測値を得ました。以下は検索数の多い順です。

キーワード月間検索数難易度クリック単価周辺KWを含む推定流入
太陽光 名義変更6000140円600
太陽光発電 売却3500450円150
太陽光 パワコン 交換費用35005円700
太陽光発電 10年後35006円1,400
太陽光発電 節税300090円350
太陽光発電 やめたい200025円40
太陽光 設備id2000記録なし300
太陽光発電 FIT 終了150010円700
太陽光発電所 売却10002,500円150
太陽光 即時償却1000150円100
太陽光発電所 買取700400円150
太陽光発電 相続40070円10
太陽光発電 儲からない3003円100
「周辺KWを含む推定流入」はAhrefsのTraffic Potential (同じカテゴリに入る複数種類のキーワードの合計ボリューム)を指します。そのキーワードで1位を取ったときに、関連する語からも合わせて見込める月間流入をツールが算出した値です。個別の内訳は納品物2のキーワードリストに記載します。
実測値が得られなかったのは次の5つです。検索されていないため狙う対象から外します: 低圧太陽光 売却/産業用太陽光 売却/太陽光発電 売り時/太陽光発電所 売却 相場/低圧分割(10件) 難易度はAhrefsのKeyword Difficultyで、被リンクの競合度を示します。高ければその分難易度は上がりますが、あくまで競合度であり記事の専門性は評価に含まれないため、KDが高くても記事を執筆することは多いです。

市場の総量と、獲得できる件数の試算

検索から獲得できる件数には上限があり、太陽光発電に関しては市場そのもの(≒人口)が大きくはないため、記事を増やし続けても流入は一定の水準で頭打ちになってしまいます。そのため先に上限をまとめました。

「太陽光 売却」を含むKW100件の内訳

読者の属性月間検索数構成比
事業用の発電所売却1,68061.5%
住宅用(屋根置き)60022.0%
土地・農地の売却45016.5%
合計2,730100%
VESTMが対象とするのは事業用の1,680件です。売却の周辺キーワード2,390件を加えると、狙える総需要は月4,070件になります。

獲得できる件数(すべて推定)

ケース月間流入査定依頼成約
楽観
8割で1位
977月19.5件月3.9件
標準
半分で上位
305月6.1件月1.2件
慎重
3割で上位
122月2.4件月0.5件
一般的な水準をもとに、クリック率は1位30%・上位平均15%・下位10%、フォーム到達率2%、成約率20%で計算しました。

図表2: 検索需要が成約に変わるまでの絞り込み(標準ケース)

月4,070件狙えるキーワードの検索数
月305サイトへの流入(半分で上位)
月6.1件査定フォームの送信
月1.2件買取の成立

出所: Ahrefsの検索数にクリック率・フォーム到達率・成約率を掛けた推計。年換算では査定依頼73件、成約15件。

標準ケースの計算で年73件の査定依頼が発生し、うち15件が成約

第一に、検索経由での大量獲得はあまり現実的ではありません。 市場の検索総量が月4,070件のため、仮にすべてのキーワードで1位を取っても月977件の流入が上限です。一般的なSEOでいう「記事の本数を増やすほど比例して伸びる」という構造にはなっていません。

第二に、それでも投資として成立し得ます。 (孔子に論語的になってしまいますが一応…)低圧49.5kWの発電所は1基あたり1,000万円台で取引される市場と考えると、年間15件でも取扱高は相当な規模になります。「太陽光発電所 売却」のクリック単価が2,500円である事実も、1件あたりの価値の高さを示しています。

試算の精度を上げるには次の2つの実績値が必要です。ご提供いただければ数字を修正します。
1. 直近1年間に受けた査定依頼の件数と、そのうち買取が成立した件数
2. 問い合わせの経路別の内訳(検索、紹介、営業、広告)

03

競合分析で見つけた4つの狙い目

5社それぞれの流入上位ページを調べ、どの領域が手つかずかを特定しました。
VESTMが最初に取るべき位置はこの4点をもとに考えています。※P=Phase
空白実測した事実VESTMの取り方優先度
売却の判断材料を体系的にそろえたサイトがない タイナビ発電所は売却記事が6番目で月256件(最上位は「蓄電池 メーカー」697)。solsell.jpは流入上位が「ほったらかし投資ランキング」で購入検討者向け。調査した11社のうち、判断の手順を段階的に示すサイトは見つからず 売却の判断材料だけを集めた専門サイトとして構成する P1 高
「売るか持ち続けるか」の判断材料がない 5社のコンテンツは「売却の方法」「売却の相場」止まり。条件ごとに結論を分けたページは確認できなかった FIT残存期間・単価・設備状態の条件別に結論を示す。売らないほうが有利な条件も正直に明記する(規模的に”誠実さ”が必要なKW市場だと思います) P1 高
事業用の情報が住宅用に埋もれている 「太陽光発電 やめたい」の上位10件の記事のうち、事業用オーナー向けは1件のみ。他は屋根置き住宅用の記事(近隣トラブル、屋根の修理、住宅用設備の廃棄)です タイトルと冒頭に対象規模を明示し、住宅用の読者と切り分ける P2 中
ドメインレーティング57が活用されていない ネクストエナジーは5社中最高のDR57に対し、順位のついたキーワードは129件で最少 同社が記事を増やす前に
主要キーワードを押さえる
P2 中

参考: ドメインが弱くても順位を取れることの実例

グッド・エナジーはドメインレーティング31、被リンク613本で、5社のなかで最も弱いドメインです。それでも396件のキーワードで順位を獲得し、月間流入2,895を得ています。DR57のネクストエナジーの3,273に迫る数字です。

同社の流入上位10ページを見ると、1位を取っているのは「ソーラーパネル 火災」「太陽光 詐欺」でした。ほかに「太陽光発電 未来はない」「太陽光発電 保証」「インバランスリスク」で2位です。これらの記事はすべて中古買取カテゴリの配下に置かれ、記事から買取査定へつながる並びになっています。検索数60件から300件の小さなキーワードで上位を積み上げる方法が成立しています。またキーワードを見ると、検索語がかなり具体的です。記事のほうも一般的な比較では足りず、一次情報を入れた構成が要ります。

以上から定めた差別化の方針

#差別化の方針競合の現状
1売るか持ち続けるかの判断材料を条件別にそろえる5社とも「売却の方法」「売却の相場」止まり
2事業用の保有者だけに向けて書く「やめたい」の上位10件のうち、事業用向けは1件のみ
3売却経験者のデータを自社で集め、一次情報として公開する一次データを持つのはグッド・エナジー(回答者85名)のみ
一次データがあればPRTIMESなどで発信し(=被リンクを獲得し)、将来的にアルゴリズムが変わって被リンク数が必要になった時に備えることもできる。
1と2は記事の書き方で実行できます。3は収集に数か月かかるため、着手を早める必要があります。
04

想定読者とその課題の順位

買取対象を低圧40〜49kW、高圧50〜1,990kWとした条件から主たる想定読者を定めました。課題の切実さと検索数は一致しない、という差が記事の並べ方を決めます。

主たる想定読者

低圧の発電所を1基から数基保有する個人投資家、または中小企業の経営者。本業はエネルギー事業ではない。稼働から年数が経過し、維持管理や手残りに関心が向き始めている。発電所は自宅や勤務先から離れた場所にある。

住宅用の屋根置き太陽光を持つ個人は対象外。

同一敷地に複数基を保有する層

低圧オーナーのなかに、節税を目的として同一の敷地へ複数基を設置した保有者が存在する。この層はFIT認定情報の公表データで抽出できる(→所在地と設置者名が同一で、低圧の認定が複数並んでいる組み合わせを探す)。

1件の商談で複数基をまとめて取得できるため、取引の規模が大きくなる。「複数基を同時に売るか、一部だけ残すか」という判断が加わる点も、単基のオーナーと異なる。

※上記の観点を扱った競合ページは確認できなかった。

課題の切実さと検索数の順位は一致しない

課題検索での現れ方月間検索数
1売るか持ち続けるか判断できない太陽光発電 10年後/FIT 終了350/150
2買い叩かれることへの不安太陽光発電所 売却 相場/査定実測値なし
3パワーコンディショナー交換の費用対効果太陽光 パワコン 交換費用350
4ローン残債があっても売れるのか太陽光発電 ローン 残債 売却未測定
5名義変更や設備IDの手続きの負担太陽光 名義変更/太陽光 設備id600/200
6売却時の税金太陽光発電所 売却 税金未測定

最も切実な「判断できない」は350件です。一方、切実さでは5番目の「手続きの負担」が600件で最大になってます。名義変更の手順は調べなければ分からないため検索されます。売るべきかどうかは検索語になりにくいためと推測されます。

ただし600件の全部が売り手ではありません。上位10ページを確認したところ、2ページが「ケース別に解説」という構成をとり、1ページは「新オーナーがやるべきこと」を主題にしていました。売り手と買い手と相続人が同じ語で検索している状況を、既存の上位ページ自身が前提にしています。それでもこの語を入口に選ぶのは、上位10ページの内訳が行政書士と申請代行2件、施工業者とメーカーのコラム5件、官公庁1件で、発電所の買取業者が1件も入っていないためです。

図表3: 切実さと検索数の差を利用した順路

手続きの記事で流入を得る「太陽光 名義変更」600件。測定したキーワードのなかで最大
記事の冒頭で読者を分けるこれから売る/売り先が決まっている/相続した、の3つ
判断材料のページへ送る売るか持ち続けるかを条件別に示す。売らない選択肢も書く
査定フォームへ判断材料を先に見せることで依頼前に信頼を得る

出所: 本書1-4のキーワード実測値と、「太陽光 名義変更」の検索結果上位10ページ(日本、2026年8月24日取得)。3番目が他社との違いが出やすいコンテンツ。

高圧を保有する法人の扱い

高圧50〜1,990kWの保有者は、サイト上では実績と対応体制の記載にとどめます。検索経由での獲得は主たる想定に含めません。「やめたい」「儲からない」といった検索語は個人の言葉寄りであり、法人の資産整理担当者が使う語とまではいかないためです。高圧案件は仲介や紹介を経由して動くと想定されます。

ただし、次の考え方も成り立ちます。1件あたりの取引規模は高圧のほうが大きいため、検索で低圧オーナーを獲得しつつ、サイト全体の信頼性(買取実績、対応体制、財務の裏付け)で高圧の商談を後押しする分担です。この方針を採る場合は、実績ページに高圧の取扱件数と容量を明記したほうがよいかと思います。

05

実行計画

置き場所、狙うキーワード、作るページの順に決めます。最初に扱うのはコーポレートサイトのどこへ増築するかです。

増築する位置: vestmcorp.com/solar-sale/ の配下

売却関連のページはコーポレートサイトのサブディレクトリにまとめます。サブドメインと別ドメインは使いません。理由は3つあります。

第一に、会社の実体と同じ場所に置く必要があります。 発電所の売却は1件1,000万円台の取引です。読者は依頼先が実在の企業かどうかを確かめます。会社概要・役員・所在地・実績が同一ドメインにある状態は、その確認にそのまま答えます。別ドメインへ切り出すと、読者も検索エンジンも会社との結びつきを追えません。

第二に、サブドメインは別サイトとして扱われる場合があります。 VESTMのドメインレーティングは現在0で、共有できる評価はまだありません。それでも1つのドメインに集約しておけば、記事で得た評価が会社のページにも回ります。

第三に、既存ページに手を入れずに増築できます。 現在のコーポレートサイトは1ページ完結の構成で、下層ページがなくリンクはページ内の移動だけです。WordPressを /solar-sale/ へサブディレクトリインストールすれば、トップページはそのまま残せます。

項目決めごと
階層の深さ/solar-sale/ の下は2階層まで。それより深い構成は作らない
スラッグ英小文字とハイフンのみ。日本語を含むURLは使わない
記事の置き場/solar-sale/guide/(手続き・税金)と /solar-sale/trouble/(困りごと)の配下
トップからの導線コーポレートサイトのナビゲーションに「発電所の買取」を追加する
地域ページ初期段階では作らない。売却事例が県単位で20件を超えてから判断する
vestmcorp.com/
├─ (既存のコーポレートトップ。変更しない)
└─ solar-sale/              買取・売却の親ページ
   ├─ value/                売却相場と査定額の決まり方
   ├─ sell-or-hold/         売るか持ち続けるか
   ├─ flow/                 売却の流れと必要書類
   ├─ low-voltage/          低圧(40〜49kW)の売却
   ├─ high-voltage/         高圧(50〜1,990kW)の売却
   ├─ assessment/           無料査定フォーム
   ├─ guide/                手続き・税金の記事カテゴリ
   ├─ trouble/              困りごとの記事カテゴリ
   ├─ cases/                売却事例
   └─ reviews/              売却経験者の声

公開前にwwwの有無を1つに寄せます

現在は https://vestmcorp.com/https://www.vestmcorp.com/ の両方が同じ内容を返します(2026年8月24日時点)。canonicalタグはwww有りを指しているため、WordPressへの移行にあわせてwww無しからwww有りへの301リダイレクトを設定します。同じ内容を2つのURLで開ける状態のまま記事を増やすと、評価が2つに分かれます。あわせてsitemap.xmlも更新します。現在の登録はトップページ1件のみです。

狙うキーワードの層と着手順

キーワードを5層に分け着手順を決めました。売却に直結する第1層だけでは母数が足りないため、手続きと判断の層で流入を担保する必要があります。

着手順代表キーワード月間検索数受け皿
1売却に直結太陽光発電 売却/太陽光発電所 売却350/100親ページ、相場ページ
2手続き太陽光 名義変更/太陽光 設備id600/200手続きの記事カテゴリ
3売るか持ち続けるかの判断太陽光発電 10年後/太陽光発電 FIT 終了350/150判断ページ
4設備と運用の困りごと太陽光 パワコン 交換費用/太陽光発電 やめたい350/200困りごとの記事カテゴリ
5実体験売却事例/経験者の声未測定事例、口コミ

第1層を最初に置くのはクリック単価2,500円が示すとおり1件あたりの価値が最も高いためです。ただし検索数は合計で月500件程度にとどまります。

第2層を2番目に置く理由は2つあります。「太陽光 名義変更」の600件が測定したなかで最大であること。そして上位10ページに買取業者が1件も入っておらず、査定への導線が空いていることです。この語は売り手と買い手と相続人が共用するため、記事の冒頭で読者を分ける構成にします。

第4層は母数の確保に使います。この層で検索する読者は修理業者を探しており、売却の意思はまだ強くないと推測できます。修繕費と売却額を並べて示すことで「判断」系のページへ送ります。

「低圧太陽光 売却」「産業用太陽光 売却」「太陽光発電 売り時」は、いずれも月間検索数の実測値が得られませんでした(≒検索数が少なすぎる)。
低圧や事業用という語はページ内で対象を絞り込む表現としてのみ使用するくらいでよいかと思います。

初期構築で優先となる固定6ページ

No.ページ役割
1買取・売却の親ページ査定への入口
2売るか持ち続けるかの判断他社との違いが出る中核ページ
3相場と査定額の決まり方買い叩かれる不安に答える
4売却の流れと必要書類手続きの全体像
5低圧40〜49kWの売却主たる想定読者に直接あてる
6個人情報の取り扱い現在フォームはあるが該当ページがない
高圧向けのページは初期6枚に含めません。主たる想定読者が低圧の保有者であるためです。第2フェーズで追加します。

公開後に追加する記事10本

テーマ狙うキーワード月間検索数
1FIT設備の名義変更の手順と必要書類太陽光 名義変更600
2設備IDの確認方法と、売却時に必要になる場面太陽光 設備id200
3運転11年目以降の選択肢と手残りの比較太陽光発電 10年後350
4FIT期間が終わった後にできること太陽光発電 FIT 終了150
5パワーコンディショナーの交換費用と、交換せずに売却する判断太陽光 パワコン 交換費用350
6事業用太陽光をやめたいと考えたときの3つの出口太陽光発電 やめたい200
7発電所を売却したときの税金太陽光発電所 売却 税金未測定
8ローン残債がある発電所の売却太陽光発電 ローン 残債 売却未測定
9節税目的で取得した発電所を売るときの注意点太陽光発電 節税/太陽光 即時償却300/100
10同一敷地に複数基を保有する場合の売却の進め方未測定
記事9と10には検索数の裏づけがありません。それでも制作対象に含めるのは、節税を目的に複数基を取得した保有者が実在し、その層を扱った競合ページが見当たらないためです。検索からの流入は少なくとも、商談時の資料として機能します。

記事の書き方: AI Overviewと質問枠に答える形にする

測定した3つのキーワードすべてで、検索結果の1位にAI Overviewが表示されていました。「太陽光発電 やめたい」「太陽光発電所 売却」「太陽光 名義変更」です。加えて、いずれの検索結果にも読者の質問が4件ずつ並んでいます。

「太陽光発電所 売却」に並ぶ質問

太陽光発電所を売却する相場はいくらですか
太陽光発電所を売却する理由は何ですか
売電して10年経ったらどうなる
太陽光発電設備を売却する手続きは

「太陽光 名義変更」に並ぶ質問

太陽光発電の名義変更に必要な書類は
太陽光の名義変更をしないとどうなる
太陽光発電の名義変更手数料はいくらですか
太陽光の名義変更は司法書士に依頼できますか

これらの質問文をそのまま見出しに使い、直後に2文から3文で答えを書きます。答えを先に置いて根拠をそのあとに続けます。あわせてFAQPageの構造化データを実装します。質問枠とAI Overviewの引用元に選ばれる確率が上がるためです。

出所: Google検索結果(日本、2026年8月19日〜24日取得)
06

進行と目標値

計測環境はすでに設置済みです。公開前のこの時点から、順位と流入のベースラインを取得しています。
2026年8月(完了)

計測環境の構築

Search Consoleのドメインプロパティ登録と所有権の確認、アナリティクス4とタグマネージャーの設置、両者の連携まで完了しています。公開前の数値が比較対象として残ります。

2026年8月下旬

設計と構築

キーワード・サイト構造設計書の納品、固定ページ6枚と記事テンプレート・査定フォームの構築、コンバージョン計測と構造化データの実装を行います。

公開3か月後

記事15〜20本/順位のついたキーワード50件

月間流入100、査定の問い合わせ1件を推定値として置きます。第4層の記事から査定フォームへ到達した割合をここで測定します。

公開6か月後

記事40本/キーワード150件

月間流入500、問い合わせ3件。被リンクの獲得に着手する場合はこの時期からです。引用される記事がそろってから着手するほうが、自然なリンクを獲得できます。

公開12か月後

記事80本/キーワード300件

月間流入1,500、問い合わせ5件。300件はグッド・エナジーの396件の8割にあたります。達成の前提は記事を継続して追加することです。

目標値はすべて推定です。問い合わせ件数は月間流入に対する到達率0.3%として計算しました。公開後の実測で修正します。

結論を保留した論点:売却の意思がない読者をどこまで集めるか

第4層のキーワードで検索する読者は、修理業者や部品の費用を探しています。売却の意思はまだありません。この層をどこまで集めるかについて2つの見方があります。

「集めるべきとする理由」は母数の不足にあります。売却に直結するキーワードの検索数は合計で月500件程度しかなく、この層を除くとサイト全体の流入が積み上がりません。「集めるべきでないとする理由」は費用の回収にあります。査定依頼までの距離が遠すぎるため、記事を増やしても問い合わせが増えない可能性はあります。

判断の材料は公開から3か月の実測で得られる想定です。第4層の記事から査定フォームへ到達した割合を測り、0.1%を下回る場合は第4層の記事追加を止め、第1層から第3層に制作の資源を寄せる、という判断ができます。